シングルマザーに思うこと
小さな子どもを持つ母親って…
シンママ編集部です。
まだ子どもに手のかかる時期はどうしても視野が狭くなりがちです。
「○○くんのママ」や「△△ちゃんのお母さん」という役割に懸命に向き合うあまり、
子どもが巣立った後のことを考えないまま20年間が過ぎて成人を迎えるまで、脇目も振らずに人生を全速力で駆け抜けてしまっている人を多く見受けます。
「人生は長い」って言うけれど?
もちろん、これはシングルマザーに限ったことではありません。
日本人の平均寿命は世界一長く、ほとんどの人に80数年の人生があります。
年々平均寿命が伸び続け、超後期高齢化社会が叫ばれて長く経つ昨今、年金の支給開始年齢もさらに上がっていくことは容易に想像できることです。
子どもから手が離れた後、金銭面を含めてどんな人生を送るのかと考えた時に、
例えば、豪華客船で世界一周をして暮らせるほど悠々自適な人は、さほど多くはありません。
将来的に定年退職となる年齢が今よりももっと上がるとすると、40歳だとしてもあと30年間は仕事をして賃金を得ることが当たり前になってきます。
シングルマザーは、収入を得ること・子育てをすることを1人で担っているので、ついつい自分の将来のことは後回しにしてしまいがちですが、
例え今は30歳でも、30代の10年間はあっという間に過ぎて行き、気がついたら40歳になっている…なんていう話はよく耳にすることではありませんか。
人生は何度でも軌道修正できると言っても…
40歳で気づくことができたら、まだ軌道修正ができるかもしれませんが、女性の平均初産年齢も上がってきている今、子どもが成人したら間もなく還暦という女性も増えていくでしょう。
その時点から70歳まで働き続けられる環境について考えることは、一般的にとてもハードルの高いことと言えます。
・どんな仕事をして生きていきたいか
・どういう仕事が向いているのか
・どのような仕事・どのような会社なら長く働けるのだろうか
・どんなことにやりがいを感じられるのだろうか
もちろん、これはシングルマザーに限ったことではありませんが、特にキャリアプランについては、軌道修正ができる年齢から考えておくべきことはたくさんあります。
なぜ、こういった話題をシングルマザー向けのブログで書いているのか…
もしパートナーの存在があれば、2人で知恵を出し合って解決できることでも、シングルマザーは、大抵のことを1人で乗り越えていくので、子育てをしながら自分自身のことも育てていく場面が多くあります。
そして、その分、情熱的なキャラクターの人が多い。
「なでしこTOKYO」には、シングルマザーが多く在籍しているので、ポジティブでエネルギッシュな社風です。
一概に他の企業と比較することは難しいですが、スタッフに責任感や正義感の強い人が多いことも特徴です。
「なでしこTOKYO」の業種に最も大切なことは、誰かの助けになりたいというポリシーを持つこと。
そんなシングルマザーだからこそできる仕事ってあると思うんです。
そして、彼女達にこそ、もっと自分自身のことを見つめて欲しいと考えています。
自分のやりたいことを、しっかりやれるようにしていくこと
「なでしこTOKYO」で働いているシングルマザーのスタッフには、このことに重きを置いて日々を送るようにと伝えています。
運送業は、ガテン系・男性向きというイメージが色濃く残っていますが、意外にも70代の女性も多くいらっしゃいます。
特に「なでしこTOKYO」は軽貨物を扱っているので、力仕事ではありません。
そして、正社員の登用にも前向きです。
もし病気や怪我でしばらくの間、仕事をお休みしなければならなくなった時にも、ある程度の保障を得ることができます。
一家の大黒柱として、正社員として働ける環境はとても大事です。
安定して長く働けるという意味でも、運送業はオススメできます。
今、何かのご縁でシンママブログを読んでいるシングルマザーの皆さんにとって、人生の設計図を見直すきっかけになれば嬉しいです。